「っ……。」 俺はぼやける視界の中、ゆっくり目を開ける。見えたのは、見覚えのない天井だった。 あれ?俺、何で……。 起きあがろうとした時、一つの違和感を感じた。 「……!?」 手を動かそうとするが、後ろででっかい手錠で拘束されていた。 えっ!?何で? 辺りを見回すと、綺麗な壁に、上にはシャンデリア。そして、俺は何故か床に寝かされていたらしい……。