やばいって…
なにするの本当に?!


ギュッと目をつぶる。


「なんてね~蒸しタオルもってくる」

突然伶矢が立ち上がった。

「はぁ~?」


全身の力が、すーっと抜る。

騙したなぁ伶矢!!

あんなに焦ったのにっ!


ガチャ


伶矢が蒸しタオルを持って戻ってきた。


「はい☆晴香ここに頭のせて~」


「ここ…?」


ここって…ひざだよね…ひざに頭のせるの?


「はやくしろよっ☆冷める!!」


彼女だしいいよね☆
お言葉に甘えてっ


「膝枕だぁ☆」


目をつぶると、伶矢が蒸しタオルをのせてくれた。