「ねぇ怜矢、なんで告ったか聞くの?」 「?!っ―――…」 怜矢が言葉をつまらせた。 そんな言いにくいことなのかな? 一言で終わらせれば “告られてない。” そういえばすぐすむ話。 だけど聞きたい!! なんでそんなこと聞くの? なんかあったの? 頭が?でいっぱいになる。 怜矢が私に告る。 ほんとにそんなことがあるならいいのに… 怜矢? ホントになんでそんなこと聞くの? 双子の私に…