まあ、だいたい予想はつくんだけどね?

ゆ~っくり目線を上にあげてみる。


バチッ☆


あ・・やっぱり目があった。


わかってたはずなのに、私の胸は、


どっきんって大きい音をたてる。


「よっ!起きた?」


こっちはこんなにドキドキしてるのに・・

なんでそんなに普通にしてるの?

なんか悔しい。


怜矢の顔をじーっと見てみる。

やっぱかっこいいな・・。


これはぜったいモテる!!

うん。ぜったい!!!




そっそれよりこの体勢は何?!

マンガの1シーンみたいじゃん?!


怜矢の肩に頭を乗せて

上から伶矢に見られてる。

やばい、私のぼせそう・・


「じゃあ行くかっ☆」

「うっうん!」


伶矢の声で我にかえった。

ほんとに重症だ。


・・・ー



とりあえず、旅館まで荷物を運ぶことにした。


「わあ☆広いわね~」

お母さん楽しそうだなぁ☆

なんか来てよかった♪

くじの神様!!

旅行券をありがと~