「あたし… ナオさんがナオキ君と 付き合ってたこと 知ってたんです」 ミホちゃんが フェンスにもたれ掛かると フェンスのガシャンという音が 響く 「実は…ナオさんに 笑いかけるナオキ君を見てから 意識し始めたんです あんな風に笑いかけて 欲しいなって…」 あなたの笑顔が 頭に浮かんだ あたしも…あの笑顔 大好きだったよ 何て思ったら 目頭が熱くなる ミホちゃんは 更に話を続けた