闇の出口

彼女は

大きな闇を抱えていた。

その闇は、

特別なものなんかじゃなくて

誰もが持つ闇だったもの。

『何で生きてるんだろう』

『死んだらどうなるんだろう』

そう思ったことが

一度も無いと言い切れる人は

きっと居たとしても

多くは無いよ。

たまたま彼女だっただけで

もしかしたら誰でも

彼女のようになっていたかもしれない。