私は…この人と…蓮とは離れられない。 「蓮…ごめんね…。ごめんなさいっ…。」 私は蓮を強く抱きしめ返した。 「でも蓮…大学には行って?4年、待ってられるよ…。蓮が教師になるの楽しみに待ってるから。」 蓮は少し躊躇ったが私の顔を真剣に見つめた。 「…絶対、迎えに行く。卒業して教師になったら1番に迎えに行く。だから…俺と結婚して?」 私には勿体無いくらい優しくてかっこよくて…。