続★隣の住人




凜さんの部屋を出ると、蓮が立っていた。




「蓮…。」




「姉貴に話聞いたみたいだな。」




蓮は私の手をひいて自分の部屋まで連れて行ってくれた。



部屋に入ると沈黙だった。




「詩音さ…「蓮、大学に行って。」




私は蓮の言葉を遮って言った。