僕は無言で服を脱ぎはじめた。
シャツを脱ぎ、スラックスを脱ぎ、ボクサーブリーフを脱ぐ。
僕が全裸になってもなお、女は服を着たまま突っ立っていた。
「ユリカちゃんも脱いで」
これ以上、僕を焦らすな。
「う、うん!」
女は慌ててウエストのファスナーを下げ、プリーツスカートをすとんと床に落とした。
品性のかけらもない下着を身に着けている。
女はそれから必要以上に時間を掛けてシフォンのブラウスを脱ぎ、ようやく下着だけの格好となった。
想像どおり、肉づきのいい体をしていた。
もぎ立てのプラムのような瑞々しさが、躍動感あふれる豊満な肉体に凝縮されている。
非の打ち所がない素材だ。
女が背中に手を回し、ブラジャーのホックに指をかける。
そこで僕は女を止めた。
「待って」
「え? な、なに……?」
「ブラは僕が外そう」
鏡台の前に立つ女の背後へ回り、微かに震える指先でホックをつまむ。
今ついに、秘境への扉が開かれた。
シャツを脱ぎ、スラックスを脱ぎ、ボクサーブリーフを脱ぐ。
僕が全裸になってもなお、女は服を着たまま突っ立っていた。
「ユリカちゃんも脱いで」
これ以上、僕を焦らすな。
「う、うん!」
女は慌ててウエストのファスナーを下げ、プリーツスカートをすとんと床に落とした。
品性のかけらもない下着を身に着けている。
女はそれから必要以上に時間を掛けてシフォンのブラウスを脱ぎ、ようやく下着だけの格好となった。
想像どおり、肉づきのいい体をしていた。
もぎ立てのプラムのような瑞々しさが、躍動感あふれる豊満な肉体に凝縮されている。
非の打ち所がない素材だ。
女が背中に手を回し、ブラジャーのホックに指をかける。
そこで僕は女を止めた。
「待って」
「え? な、なに……?」
「ブラは僕が外そう」
鏡台の前に立つ女の背後へ回り、微かに震える指先でホックをつまむ。
今ついに、秘境への扉が開かれた。