2人で朱莉ちゃんのクラスに行った。 春輝も緊張してきたのか口数が減ってきた。 一歩一歩教室に近づくにつれ私の心臓はいつ壊れてしまうかってくらいドキドキしてた。 「居るかなぁ…」 教室の中を覗くと朱莉ちゃんは直ぐに見つかった。 「居た!!!」 私の声に気づいたのか朱莉ちゃんは顔を上げた。 朱莉ちゃんと目が合う…。 朱莉ちゃんって…。 こんなに目力あったっけ!? 何かメイクが濃くなってるよ!! 特に目元!!