春輝と並んで歩くなんてまだ夢みたい…。 隣を見ると春輝が居る。 さっきまで夢だったのに…。 夢の夢だったのに…。 叶った…。 手を繋ぎたいなぁ…。 そう思って。 私は春輝の袖を少し引っ張った。 「何!?」 春輝は不思議そうな顔をして私を見た。 「手…繋ご…」 照れくさくて上手く言えない。 何か緊張するなぁ…。