そのあと オレは楽器を言われた所へ持ってった。 「…あ、そろそろ行かないと」 小さな声で呟いて スタジオを出ようとした。 そしたら… 「ちょっと聞いていかない」 香里さんが言った。 「聞きたいのは山々なんですけど 時間が」 「そう……残念。 あ、これ渡しておくね。 いつでも連絡して」 そういうと、 香里さんはファイルを渡してきた。 中には、小さな紙・名刺? あと、プリント。