ピピピピピッ 目覚ましの音が頭に響いた。 「あ…夢か…」 最悪…昔の夢なんて…。 見たくない夢ナンバー1だし。 「気分わるっ」 私はベッドから出ると さっさと身支度をした。 昔のことなんて… 2度と思いだしたくなかった…。 別れたあとの何年かで すっかり忘れたはずだった…