「ちょ…美優!」 私の顔を見た藤宮くんは 顔が赤くなっていった。 「どうしたの?」 「その顔で見るのやめて」 「はぁ!?どんな顔?」 私が意味分からずに戸惑っていると 藤宮くんは恥ずかしそうに言った。 「だから…涙目で…しかも上目づかい…」 「え?…」 「とにかくそんな顔で見んなって」 藤宮くんは耳まで真っ赤だった。 なんか…可愛いー…。 思わず微笑んだ。