「拓海くーん!こっちだよー!」 夏休み1日目。 電話で河原に教えられた駅に行った。 「おぉー。おはよっす」 「おはよぉ!拓海くんっ」 河原は待合室のイスに 座って待ってくれてた。 こんな暑いとこで…。 なんだか申し訳ない気持ちになった。 「ごめんな。待たせて…」 「いいよいいよー!平気だしっ」 河原は笑顔で立ちあがる。 優しいやつだな…。 そう思った瞬間、河原の体が傾いた。 「あっ」 慌てて近くにいって支える。 あっぶねぇー…。 「あ…ありがと…」 河原は恥ずかしそうに笑った。