「はぁー」 ため息をつきながら ベッドに寝転がる。 今日も疲れた…。 「翔太…かぁ」 翔太の態度は意味不明。 なにがしたいのよ…? 私はふと思い出して カバンから紙きれを出した。 拓海の携帯番号が書かれてる…。 ゴクリと唾を飲んで メール打ってみた。 「名前だけでいっかな…」 本文に自分の名前を書いた。 そして「ありがと」と書いた。 絵文字なしのメールを 私は思いきって送信した。