大丈夫



何度もそう自分の胸に語りかけた。





あたしたちはあたしたちであり、何時までも変わることなんかないって。



でもそれはきっと幻で、本当はユキイロの冷たい風に簡単に壊れてしまうようなもろい絆だった。