セツナイロ



場所は生徒指導室。


窓もカーテンもピッチリ閉められ、部屋の空気も湿っていて、どこか陰気な感じがした。



「全く…この学校はほんとにどうかしてるよ…。」

そう呟きながらカーテンを勢いよく開けたヒヅカ先生。



カーテンで隠されていた窓から差し込む日光が眩しかった。



そして、カーテンを全て開け、振り返ったヒヅカ先生に思わず固まってしまった。


太陽の光を背中に背負い、あたかも輝いているように見えるヒヅカ先生はまるで

「神様みたい…」


自分でも気付かないうちに声に出していた。



「神様かい?

はは、私には残念ながらそんな素質はないかな。」

そう言って微笑んだヒヅカ先生は、やっぱり神様みたいで、あたしの心の中をその笑顔で明るく灯し出してくれた気がした。