あたしは目を凝らして、近付いてくるバイクの灯りを、微かな希望を込めて見つめた。 と言うよりも睨んだと言った方が正しいのかも知れない。 少しずつ近付くバイク。 それにつれて音も大きく聞こえた。 後、数10メートル程の距離。 ハッキリと見えてきたバイクに、あたしは見覚えがあった。