セツナイロ





何時もと何ら変わりのない学校。



それでもあたしの心の中と、あたしの周りの人々は変わりつつあった。







「おっはよーユズ!」

親友たちを失って、カラカラに乾いたあたしの砂漠の心に喜びの雨が降る。


その雨はただひたすら優しくて、普通過ぎる雨。



「おはよう。」

あたしの生活は順調に加速しつつあった。




登校中の道、あたしと、あたしの隣を歩くルナの表情は、笑顔で満たされていた。