少し焼き過ぎた茶色いトーストを口に突っ込んで、牛乳で流し込む。
これがあたしの朝。
するとノソノソとスウェット姿のお姉ちゃんがリビングに入ってきた。
「アンタまた走って来たのー?」
「うん。」
「ご苦労なこったー。」
ふわぁー、と大きなあくびをしながら冷蔵庫を物色し始める姉。
なんとも野性的な光景である…
こんな姉にも彼氏がいる。
しかも年下のイケメン。
実は同棲もしている。
っていうより、お姉ちゃんが彼氏さんのアパートに勝手に住み着いただけみたいだけど…。
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