「おいっ!

ユズ!」

聞こえた瞬間、あたしの体は何かに包まれ、横に倒れた。



微かに、でも確かに感じる重みがあたしの上にあった。




ゆっくりと瞼を開ければ、そこにはユウくんが居た。