何の気なしにホントの事言ったら、和泉チャンはバッと顔を俺に向けた。 「ばっ、馬鹿じゃない?」 赤い顔して俯きながら赤渕眼鏡をクイッと上げた。 和泉チャンの癖。 「和泉チャン照れてるー?」 その癖を見て、和泉チャンの肩に頭を乗せながらそう茶化す。 「照れる訳ないでしょ!?」 って怒ってるけど……。 顔真っ赤にしてて。 「ホント和泉チャン可愛い」 微笑みながら、俺は和泉チャンの肩に再び頭を乗せた。 「馬鹿にしないでよね」 赤い顔のまま和泉チャンは俺を睨む。