「やっほ!!」 「亮…」 何だ… 真里さんかと思ったよ…。 「あ、杏発見!!」 『やっほ』 あたしを応援してくれてる亮は、あたしが音楽室に居る事を知ってる。 「いつの間に呼びすてだよ…」 「じゃあ響も呼べば?」 「別に」 そんなやり取りを見ながら思った。 黒澤君と亮は、とても仲良しだ。