「な、七海?」 普段、どんな小さな事件でも真剣に取り組んでいた七海が口角をあげて、肉食獣のような目でほほえんでいる。 「いくわよ。」 「「「へ?」」」 七海以外のその場にいた人間は、まぬけな声をだした。 そんななか、七海はお気に入りのノートパソコンをあたしたちにむけると 「いくわよ!!いざ、遊園地へっ!!」 自信ありげにいいはなった。