秘密の生徒会探偵団☆



中は想像以上に片付いていた。

というか物がほとんどない……。




ふと、前をみると女の人がしずかに座っていた。
かわいいとかよりも清楚でおしとやかのほうが似合う。


「ねぇ、由比ちゃん。もしかして隣にいる人って彼氏?」



彼氏って……誰が?



「まさかだとは思うけど、俺のことじゃ……?」


はひ……?
















「はぁっ!?こいつが彼氏っ!?嘘っ、やめてっ!!ありえない!!」



「んなの、こっちもお断りじゃい!!
誰がこんな野蛮(やばん)なやつ好きになるかっつーの!!」



「なにそれ!?誰が野蛮よっ!!レディに向かって失礼でしょ!?」


「誰がレディじゃボケ!!お前がレディなら俺はとっくに総理大臣になっとるわい!!」