「だ、大丈夫!?」 帽子を深く被った人をよくみると、同い年くらいの女の子…… 「ごっ、ごめんなさい!! 私、前見てなくて……ありがとう、おかげで階段から落ちずにすんだわ。」 視線をなるべく合わせないように、伏せた顔……。 まさか、ね…………。