「えー、ではこれから新人オーディションを行いまあす☆
まず、第1次審査は、『テーマにあわせた服を自分たちでコーディネート』!!
これから皆さんに封筒をお渡ししますっ
その封筒に書いてあったテーマにそって、自分たちで好きなようにコーディネートしてくださいね♪」
背の低いお姉さんが全身を使ってアピールをして、第1次審査のテーマを発表していた。
「なお、メイクなどに関してはそれぞれお好みでやってくださいっ。
それでは今から封筒を配布しまあす!!」
「服選びか……めんどくさあ。」
ボソボソと陵が呟く。って、陵は服選びも何も、着れば全部にあうからいいじゃん!!
それにしても、変わった審査方法だなぁ。
「はい、どうぞ。」
そんなことをおもっていると、茶色の封筒があたしたちの前へ差し出された。
「えぇっ!?」


