「────とりあえず持っていってみよう。 写真一枚とってもバレねーだろ。」 そういって陵は写真をバックのなかにしまった。 しばらく、いろいろなものをみたけれど、めぼしいものは見つからなかった。 「そろそろ出るか。 まだ寄るところもあるし。」 「うん。」