「じゃああたしたちはもう行くわ 今回の事件はそうそう簡単に処理できないしね 今警察は大騒ぎよ。」 そう言うと長畑さんはバックを手にとってドアに向かった まさ兄もその後を追っていく 「あ、そうだ。 これは個人的な事なんだけど」 そう言った長畑さんはピタリと足を止めてあたしたちの方へ振り返った 「ありがとう」