「あんたは本当はかなり前から自分の両親を殺されたことを薄々気がついていた」 「そんなの買いかぶりだわ」 微笑む冬香さんを陵はだまってみていた 「じゃあ、どうして遊園地にあんなに屈強な男を張らせたんだ? 誰にも邪魔されることなく殺して欲しかったんじゃないか?」 あの男の人たちを用意したのは冬香さんてこと……!? 「冬香……どうしてそんなことを……っ」 ゴーン ゴーン ゴーン そのとき、長畑さんの声をさえぎるように、時計台の鐘が鳴った