「警部っ」 後ろから飛びかかろうとしていた男を俺は横から突き飛ばした 「ありがとう、助けられちゃったわね」 「警部を助けることが仕事ですから」 背中合わせの状態で俺たちは言葉をかわす 「あら、女だからってなめてたら痛い目みるわよ」 「いや、俺はそういう意味でいったわけじゃ……」 そう言って間に警部はすでに1人を倒していた 「ね、いったでしょ?」 そうですね、警部 俺はその言葉の変わりに口元を緩めた