「さぁ、私たちも後をおいましょう」
「「はいっ」」
そう言って陵たちの走っていった方向に向かった
だけど、そこからまもなく足止めをくらってしまった
「陵……?」
微かに見える3人の背中
そして、その奥には人影がみえた
「陵!!」
「お。追い付いちゃったか
残念だけど、そう簡単にゴールには近づけないみたいだぜ」
振り返ることなく陵がいった先には体格のいい大柄な男が何人もいた
「警察よ、そこを今すぐどきなさい!!」
「警部、そんな脅しこいつらには効きませんよ」
そう言うとまさ兄は来ていたスーツを脱ぎ捨て、裾を捲った
「せやな、俺もそう思ったわ」
「由比、お前らは固まってろ」
3人はそれぞれ相手に向かう体制になった


