「七海っ、それどうゆーことや」 勇斗の険しい声が後ろから聞こえる 「確証はないよ……? もし、宮下さんが秋野グループの触れてはいけないところを見てしまった もしくは突き止めてしまった……」 触れられると都合の悪いこと…… 「ヤミ金……」 あたしは呟いた 確かに秋野はヤミ金業者と繋がっていた…… もし証拠になるようなものを宮下さんが見てしまったとしたら……