秘密の生徒会探偵団☆




「……遊園地。」


声を出したのはあたしではなく陵だった




「七海!!確か秋野が経営してる遊園地には古い時計台があったよな!?」


「え……うん。」


「ちょっと待って!!
秋野が遊園地を経営してるなんて話聞いたことないわ!!」



戸惑いを隠せない長畑さんはみんなの動きを止めた




「影で自分の父親の事業を継いでたんや

七海がそれを証明してる」


「そんな……」



長畑さんは目を見開いた






「秋野さらが最後に更新したブログに、その遊園地でロケをしたと書いていました

幼少の頃、遊びに来ていたことも……」



七海は険しい顔を浮かべて長畑さんにいった