生徒会室にいくと、すでに2人はついていた。
さっきのことから考えると、逃げ出したい気分にかられる。
だけど、由比はそんな俺以上に逃げ出したいはず……
「遅い。」
………はず。
って、第一声ソレ?
「あの~、由比?」
「何?さっきのことなら後にして。」
さらりと言った"さっき"のこと
え?そんな軽くにしか受け止めてもらえなかった?
「今呼び出したのは他でもない」
ダメージ受けまくりの俺とは対象的に、七海が声をはる
「今あたしたちが捜査してる事件は過去に例がないもの。
だからこそ、未来の生徒会探偵団の為にこの事件は解決しなくちゃいけない。
事件を洗い直すよ」
そう言い切った七海
その顔は悪魔のように悪そうな笑みだった


