秘密の生徒会探偵団☆



「でもいいわ……。」



突然不気味に笑いだした冬香。



「……だってあたしたちはもう居場所を知っているんだから

やっと会える……。」























なぜ?


なぜ会えると確信しているのにこんな騒ぎを起こしたんだ?


俺が冬香をひき止めるまで、まっすぐ秋野夫妻に向かっていった。

つまり狙いは最初から決まっていた。





「あんたたちはあたしをうまくおびきだしたつもりでしょうけど、最初から計画に入っていたわ。

このまま簡単に終わらせない。」

「冬香!!秋野さらはどこにいるの!!

教えて。あたしはあなたたちの願いを叶えるから……
お願い……教えて。」



声をだしたのは長畑さんだった。




「きょうこ……ごめんなさい。
これはあたしたちが解決しないといけないの。
もう迷惑はかけられない」