秘密の生徒会探偵団☆




「え……陵?ちょッ……!!」





起き上がろうとするあたしの頭を陵はグッと自分に押し付けた。




唇の熱が体じゅうにまわるまでそう時間はかからなかった。







「んーーっっ!!」



苦しいっ。息できないっ。

てか、なんで?!何であたし陵とキスしてんの?!?!?!




フッと陵の力が抜けた隙にあたしは思いっきり体を持ち上げた。



あ、あれ……?
意外に簡単に抜け出せた。







ってそんなこと言ってる場合じゃなーーーーーーいっ!!





「ちょっと!!一体何考えてる……って。え?」





見ると陵は何事も無かったかのようにすやすやと寝ている。













な、ななな何なのよーーーーーーっっ!!