「あらま。結構あるじゃん。
こんなんでよく今日動いてたねぇ。探偵魂ってか。」
「うるせぇ……。」
なんなんだよ〜っっ!!
こっちは寝込んでるのにベッドに腰かけやがって〜っ。
距離ちけーしっっ!!////
「食欲は?」
「さ、さぁ……////」
「何ソレ?自分の体調もまともにわかんないの?」
バカにしたように笑う由比。
いつもなら反抗するけど、今日は思うように頭が回らない。
っていうかそう言う笑顔もいちいちかわいいからムカつく……/////
「しょーがない。
この間お母さんからおばあちゃんちが育ててるりんご送ってくれたから、それ持ってくるよ。」
そう言って由比は立ち上がろうとしたときだった。
ふらっと由比の体が傾いた。
「わっ!!」
「っ!!」
バサッ─────


