秘密の生徒会探偵団☆




「うわっ!!」


突然中から聞こえた驚く声。

それと同じに中がばたばたとし始めた。





よしっ、今だ!!








勢いよくあけたドア。


そこには人が立っている。













「口と鼻おさえてろ。かなり強力だ。」




険しい顔で立っていた陵。
その周りにはさっきの刑事の人たちが倒れている。











「全部1人でやったの………?」


「いいえ。少し手伝わせてもらったわ。」





陵とは違う、きりっとした女の人の声。







「長畑さん!!」


「もう。ホントびっくりしたんだから。
由比ちゃんが部屋に入ってお茶を持ってくると思えば、刑事はいびきをし始めるし。」






少し楽しそうに話しているのは気のせいなのか?









「まぁ、いいわ。
あとはあたしが何とかするから。この眠っている人たちも、うちの部下や同僚に任せるから。」