「俺は……「傷つくなら、男らしく女の子を守って傷つけな!!」
声を荒げた姉貴。
その瞬間、人の家だと気付き慌てて口に手を当てる。
「由比ちゃん。
ちゃんと守るって約束して?
もちろん由比ちゃんに限らず他の人も対象になるけど。」
「なんでそんなに必死になってんだよ……?」
あまりの勢いに押された俺から出てきた言葉は、すぐに後悔となった。
「あんたってやつは……」
低くなる姉貴の声。
まずい。失言だった……。
「ったくいい加減にしろ!!
何がそんなに必死になってんだよ?って、はぁ!?
こっちは心配してやってんの!!
確かにあんたに比べてあたしはバカだし、洞察力なんてこれっぽっちもないわよ!!
だからって、あたしが家族の心配しちゃ悪いわけ?
冗談じゃない!!
バカはバカなりの気づかいしてんのに気づきなさいよ、アホ!!
そんなだからねぇ、いつまでたっても由比ちゃ「だああああああ!!!!!!!//////
何本人の家で言おうとしてんだよ!!
確かに俺が悪かった!!
だけどそれとこれとは別だろうが!!」
あぁ……よりにもよって何で人んちの家で姉弟ケンカしてんだ?


