しばらくたって。 テレビを見ていたあたしたちの横で、陵がスッと立ち上がった。 「陵?」 「あぁ、勇斗に電話してくるわ。 明後日のこととか。」 あ、なるほど。 「またどこか捜査にいくの?」 お母さんが心配そうな声であたしを見て言う。 「違う違う。 今回は明後日にあるパーティーにね、招待されたの。」 「いいなあ〜。 あたしもいきたあい。」 絵梨ちゃんの目はどこかうっとりとしていて、もう完全に向こうの世界。