秘密の生徒会探偵団☆



いざという時にリーダーシップをとってくれる男の子。



まぁ、あたしの理想はこんなとこ。

















「ねぇ、陵?」


「はい?」


「そっち下り……あたしらがいくのは上り。」







こんな電車も1人で乗れないようなド方向オンチに、あたしは行き先を任せられるわけはなくて、しかもこれが生徒会長ともなると将来が不安になってくるわけで……








「で、どこ?」





悪気がないのはわかってるけど、ため息が出てくる。