「なっ、なななななんでお前がここにいんだよ!!」
「ちょっ!!あたしだって入りたくて入ったんじゃないもん!!」
「はあっ!?俺が引っ張ったって言うのかよっ。変態!!」
「引っ張ったからこうなったんでしょ!!女の子に向かって変態はひどい!!」
ベッドの端と端でお互い顔を赤くさせて言い合いってやっぱガキ……
「あー……初めて抱いた女がお前かよ……。」
「こっちだって初めて抱かれた男が陵とかあり得ない!!」
初めてだったのに……
ドキドキしたのがバカだったかも……。
「………正直、お前だったのがまだ救いだったけど……//////」
「え?」
顔をさっきよりも赤くさせてぼそぼそという陵。
「勘違いすんなよ!!
ただ、まだ親しいやつでよかったってだけで、その……////」
一生懸命理由を作ろうと頑張る陵。
なんだかそれがかわいかった。
「もう、いーよ。
事故だったってことで。
それより下いこ。そろそろ朝ごはんできるだろうし」


