秘密の生徒会探偵団☆



─────次の日






あたしは早々目が覚めた。


「どおしよっかな……。」

お母さんもまだ起きてないし……。




「そーだっ!!陵の寝顔見ちゃおうっと♪」


とりあえず写メとっといて、言うこと聞かなかったら弱みとして見せてやる♪
←小悪魔













────ガチャ……




そっと開けたドアから微かに聞こえる規則正しい寝息。



なんか寝起きドッキリみたい。笑


もう、ワケわかんないことを頭な中で張り巡らしているあたしは、そのまま陵に近づいた。










「っ!!」




ヤバい……こいつ寝顔かわいすぎる!!


てか、まつげ長っ!!



普段同い年とは思えないくらい精神年齢高いくせに羨ましすぎなんですけど!!




「スー……スー……。」



女顔だとは思ってたけど……



「まさかここまでとは……。」





しばらく目的も忘れて見入ってしまったあたし。




だって、ねぇ……