「う……っ。お腹いっぱい……。」 「ふー……さすがに食い過ぎたな。」 食べ終わったあたしたち。 その足は自然とあたしの部屋に向かっていた。 「あ、先にお風呂入ってきていーよ。 とりあえずお客さんだし。」 「とりあえずは余分だろ……まぁ、先入るかな。 じゃ、風呂借りるな。」 そういった陵はあたしの部屋から出ていった。 てか、そもそも女の子と男の子が1つの部屋の中ってまずくない? まぁ、あたしたちの関係じゃ程遠いけど。 「何考えてんだか……」 陵の心ん中、さっぱりわかんないや。