「ほらほら。事件もいいけど、自分たちの体も心配しなさい。 夕飯出来たから、たくさん食べて今日はゆっくり休む!!」 ノックもせずに突然入ってきたお母さんは、あたしと陵の肩をポン、と叩いて振り向かせた。 「いこっか。明日に備えるのも大事だし。」 「そーだな。」