秘密の生徒会探偵団☆





その言葉に反応したのか、脅威的なスピードで、相手は俺に詰め寄った。




ナイフをかわしながら、なるべく手を出さないように言葉の対応にすることにした。






「あんた、俺らに何の恨みがある。」




「秋野さらと泉に近づくな。」











なんで、こいつそんなこと知って……!!




その時、一瞬油断した隙に、頬の辺りから赤い液体が流れるのがわかった。






「………っ!!」






暗闇のせいもあって、ギリギリまで近づかないとほとんど見えない。













仕方ない。















「あの姉妹は俺たちが仕事することになった被害者だ。

簡単に仕事を捨てることは上が許さない。」






そういって俺は、相手の腹部に一発食らわせた。





苦しそうな声が聞こえて、相手はそれっきりぐったりと気を失った。