「いやああああ!!」 順番が回ってすぐ、由比は叫び声をあげた。 「なんも居ねーじゃねえかよ。」 「い、今!!なんか、刃物みたいなヤツもった人が……こっち……見て!!」 さっきよりも手を強く握られて正直痛かったけど、どうやら由比は本当に怖がっているようだった。 「ただのお化け役の人だろ? それか本物「やめてええ!!」 でもこのお化け屋敷って廃墟をイメージしてるから古いお化けがでるはず……。 そんなリアルなヤツもいんのかな…… 「とりあえずいってみるか。」