秘密の生徒会探偵団☆






「おい、お前震えてないか?」


「ふ、震えてない!!
そ、そっちが震えてんじゃないの!?」


「じゃあ、この手は?」




そういった俺は由比と繋がれた手をあげた。





「うわぁっ!!ちがっ、これはただ!!」




暗闇でも分かるくらいに赤面させた由比。


でも、震えているのは変わらなかった。



まだ、順番すら回ってきてないのに、忙しいヤツだな……。









「ほらよ。」





俺は震える由比に手を出した。




「ぜってー、離れんなよ。」




一瞬戸惑った由比は、おずおずと俺の手を握り返した。








「ありがと……///」